よく混同してしまうレンタルとリースの違いについて、下記の表にまとめてみました。
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レンタル |
リース |
対象商品 |
レンタル会社に在庫のある商品 |
契約者が選定した商品 |
商品の所有権 |
レンタル会社 |
リース会社 |
固定資産税・減価償却 |
必要なし |
必要なし |
期間 |
短期(1日~3年程度) |
長期(3~6年程度) 法定耐用年数の70%以上 (10年以上のものは60%以上) |
料金 |
レンタル会社が設定したレンタル料金のみ |
リース料に期間中の金利、固定資産税や動産総合保険料が含まれる |
使用者 |
不特定多数 |
契約者(主に企業)のみ |
保守・修理 |
レンタル会社 |
利用者 |
中途解約 |
可能 |
不可 |
レンタルは、個人が日常使う家具や家電を、短期間利用する際に便利なサービスです。
レンタル会社の商品の中から、必要な商品を選び、注文手続きが完了すれば、レンタル会社(または指定の配送業者)が商品をお届けします。
在庫の状況により、商品は中古または新品となります。
固定資産税や減価償却の必要はなく、必要な料金はレンタル会社が設定した期間毎のレンタル料のみで、リース料と比較すると割安です。
また、レンタル期間中に商品が故障した場合は、レンタル会社が修理、交換を行います。
予定変更時には中途解約し、早期に返却することも可能です。
リースは、主に企業等で長期間利用するOA機器などを、企業自体が必要な機種、メーカーの商品を選び、リース会社がその商品を購入します。
そのため、商品は新品で契約者に納入されます。
固定資産税や減価償却の必要はありませんが、毎月のリース料は、商品購入価格に、期間中の金利、固定資産税や動産総合保険料がリース料率としてプラスされます。
リース料率は、法定耐用年数やリース期間により変動しますが、期間が3~6年であれば、1.5~2.5%程度が多いようです。
リース料率から期間中の年利を算出して、購入した場合の原価償却と比較すると
割高になる場合もありますが、コスト管理はしやすいです。
保守、修理については、通常リース料金には含まれてはおらず、契約者が行う必要があります。(別途料金でサービスを行う会社もあります。)
なお、中途解約は原則できないので、解約する場合は解約金が発生します。